生姜の分類・品種

(1)大生姜

大生姜

甘酢ガリ、紅ショウガの原料になる大粒の生姜です。主な生産地はタイ、中国(南部・山東省)、九州、四国、和歌山、関東北部です。
収穫時期や保存期間により「新生姜」「根生姜(ヒネ生姜)」に区別されます。「八郎」「お多福」「大身(印度)」等が代表的な品種です。
収穫までに、最高温度20℃以上の日が約100日必要です。良い土を使えば、家庭菜園で無農薬栽培も可能です。プランター栽培の場合は、20L以上のプランターに1株が目安。草丈が1mを超えるので、倒れないように対策が必要です。

  
品種 各画像をクリックすると拡大表示されます 特徴
  • 八郎
  •  大生姜(八郎)の種生姜  大生姜(八郎)発芽状況2012-07-04  大生姜(八郎)収穫2012-10-01
  •  スーパーで「新生姜」として
  •  売られています。白い肉質と、
  •  繊維質が少ないことが特徴。
  •  温かい地域で栽培されます。
 

(2)中生姜

中生姜

「新しょうが」の商品名で有名ですね。「小生姜」よりも太目で、「房州」「らくだ」等があります。

2012年に「房州」と「らくだ」を試験栽培しましたが、「房州」は黒土など水はけの悪い土では育ちませんでした。「らくだ」の方が育てやすそうです。

生姜に限らず、根の呼吸が止まると「根ぐされ」を起こします。水田跡地や黒土等の水はけが悪い環境は、生姜栽培には不向きです。

(3)小生姜

小生姜

生で味噌をつけて食べる他、魚料理のつけ合わせに利用されます。焼き魚に付いてくる、細長く加工された生姜は「はじかみ」と呼ばれます。

「三州」「谷中」などの他、「葉生姜」と言われる生姜ですが、まれに大生姜の小さな粒が「小生姜」として流通する事もあります。赤い色が特徴の「金時」も「小生姜」の一種です。

「三州」は丈夫な品種なので、プランター栽培にお勧めです。2012年には、14L(後から2L土寄せを2回したので合計18L)の土で3株育てる事ができました。

 
 

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